学校長ごあいさつ

  本校は、世界文化遺産に登録された三保の松原のある三保半島の付け根に位置し、東に富士を仰ぎみる風光明媚な地に50余年の歴史を持っております。この恵まれた環境を背景に、「富士の如く端正に、橘の如く香り高く」と校訓を掲げ、本校が目指す人間像としております。
 大きな特色は、全国唯一の高校に普通科と芸術科を併せ持つ、中高一貫の公立高校であるということです。中高一貫の特長を活かし、6年間を見据え、生徒の進路目標達成のために個性に合わせた進路指導や学習指導を基本に、きめ細かい指導を行っております。
  一方で、生徒の自主性や自律性を尊重し、心豊かな充実した学校生活が送れるよう、活発な教育活動を工夫し、中等部での「表現」の授業や、中等部・高校両方での海外研修も本校の魅力となっています。生徒は部活動にも積極的に参加し、さまざまな活動に取り組んでおります。

 平成27年度より県から「学力向上アドバンススクール」の指定を受け、学力の向上と進学指導等について先進的な方策を用いて、計画的・組織的に実践する研究に取り組んでおります。また、「学びを拡げるICT活用推進事業」の先進校としての指定も受け、ICTを活用した授業実践を発信する役割も担っております。
今後とも、皆様のご支援をいただきながら積極的にさまざまな活動に取り組み、本校の教育活動をさらに充実させる所存でおります。どうぞご支援をお願いいたします。
                                                                              平成29年4月 校長 合田俊弘


 
校長室より
12
2017/06/10

学校評議員会を開催しました

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 

 南陵祭(文化祭)に合わせて、学校評議員会を開催しました。評議員の方々には、生徒の活動の様子を見ていただきましたが、「展示の完成度が高く、文化的要素が多い」とお褒めの言葉をいただきました。また、OBの方は、自分の卒業した学校の生徒がこんなに立派だとうれしくなり、涙ぐむほどだともおっしゃっていました。

 今年も一年間生徒の活動の様子をごらんいただき、学校経営へのご助言をいただきたいとお願いいたしました。
16:43
2017/06/01

授業力向上研修を行いました。

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 学力向上アドバンススクールに指定されている本校では、年間何度も授業力向上研修を実施しています。昨日も、3人の研究授業とその後の事後研修を行いました。

 授業者はレーダーチャートを用いて自分の授業を振り返り、その後、参観者が付箋を使って効果や課題を出し合い、よりよい授業づくりのためのヒントを全員でシェアしました。本校では、今後も研修を続けていきます。
  


09:12
2017/04/06

始業式にて

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長

 ただその形が美しいだけでなく、日本で一番高く、日本人の心のよりどころにもなっている富士山。

本校の、「富士の如く端正に」という校訓は、富士山ようにきちんとした態度や服装で、誰からもすばらしいといわれ、他の人の見本となるような人になってほしいという気持ちをあわらしたものです。

もうひとつの校訓に使われている橘は、いい香りがして皮を薬用にしたり、香料にしたりする柑橘類です。また、橘の花は文化勲章のデザインにもなっています。ですから、自分の個性の良いところを伸ばして、人の役に立ち、文化を大切にする人になってほしい。これが、校訓の後半「橘の如く香り高く」に込められた思いです。 

今日は、新しい学年の始まりです。きっと皆さんは、今年の抱負や目標を心に決めていることと思います。今、心に決めているその気持ちに、校訓を重ねてがんばってください。

 今年度がすばらしい1年になりますように!
11:07
2017/02/09

東京藝術大学の見学に行きました。

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 131日(火)。本校の特徴である芸術科の生徒たちを応援する一助になればと、日本で最高峰の芸術大学のひとつである、東京藝術大学への高校1年生による大学見学に同行しました。

 藝大では美術学部の卒業・修了作品展と、音楽学部の大学院学位審査公開演奏会が行われていました。そこで美術の展示を見たり、作品の製作者から話を聞いたりし、少しでも美の真髄に触れようと努力をしてきました。作品を見ている本校の美術専攻生徒たちの目はキラキラと輝いており、それぞれの体に希望や意欲がみなぎってくる様子が見て取れました。

 午後には、本校卒業生の東さん(油画専攻1年生)が来てくれて、彼女を囲んで交流会を行いました。熱心にメモを取りながら東さんの話を聞いている生徒たちの様子が印象的でした。

 一人でも多くの生徒が、自分の感性を充分に表現できる作品を作れますよう、願っています。
  
交流会
15:28
2017/01/10

三学期始業式

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 皆さんは、「かしか」と聞いて、どんな漢字を思い浮かべますか?可能性の可、視力の視、そして化学の化を書いて、可視化です。見えないものを、見えるようにする、という意味です。

 ビジネスマンの世界では、有能で仕事のできる人ほど、自分のするべきことが明確化されていて、仕事の整理と、優先順位がきちんとわかっているそうです。そのために、チェックリストやto doリストを使ったりしているそうです。

先生方も付箋紙に仕事の予定を書いて机に張ったり、するべきことの表を作ったりしています。また、スマホのアプリを使っている先生もいます。いずれにしても、先生方も可視化をして、仕事の整理と効率化を図っています。

皆さんは、どんな方法で、自分のすべきことを可視化しているのでしょう。中等部生はマイミラを使って、高校生はスコラを使って可視化するのもいいと思います。可視化をすると、頭の中にあるものを書き出すため整理ができますし、書いたものを見ることで再確認ができるだけでなく、常に見えることでいつでも意識することができます。

 一年の締めくくりの三学期を始めるにあたり、自分の目標やしなければならないことを可視化することをお勧めします。そして、すばらしい一年のスタートとしましょう。
10:26
2016/12/28

2学期終業式

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 1年で一番長い二学期が今日で終わります。二学期には、たくさんの行事がありましたが、学校に行事があるのは、授業以外にも学んでほしいことがたくさんあるからです。例えば、みんなで協力すること、仲間を励ましたり一緒にがんばったりすること、リーダーシップを発揮して活躍したり、リーダーを支えて集団としてまとまったりするフォロワーシップを学ぶことなどです。こうした体験は社会に出てからも役に立つこととして、本校では力を入れています。皆さんは、積極的に行事に参加している姿がよく見受けられますので、これからも行事に積極的に参加する気持ちを持ち続けてください。

 さて、9月から今日まで、世界では、いろいろな出来事がありました。最も大きな出来事は、118日のアメリカ大統領選でした。この大統領選はテレビ中継されていましたが、休み時間になると、何人もの生徒が途中経過を見に職員室に来ていました。アメリカの大統領選に、清水南高校の生徒が興味を持っている!すばらしいことです。本校は、教育目標の一つに「国際社会に貢献できる人物を育てる。」を掲げていますが、先生方が授業中にそういう教育をしてくれている現われだと、うれしく思っています。

 今年の夏に、18歳になった高校3年生は選挙に行きました。せっかく選挙に行っても、日本や世界の動きに目を向けていないと、何にもなりません。ニュースに目を向け、世の中の動きを知り、できればそこから日本への影響、自分たちへの影響を考えることをして欲しいと思います。これからの世界は、大きく変わります。ですから、世の中の動きに目を向けないで生きていくことは、暗闇の中を歩いているようなものだと思います。ぜひ、世界の動きに目を向ける習慣を身につけてください。

 

 

 

 

 


11:15
2016/12/21

芸術科、二度目の教育長表敬

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 先月11月19日、新設された埋蔵文化財センターの休憩室に本校芸術科の美術専攻3年生が壁画を描いたことにより、代表生徒(白川真吏さん、田澤杏梨さん、佐藤梨佳さん)が教育長さんのもとを訪れ、懇談をさせていただきました。
(写真:埋蔵文化センターの壁画)

 今月15日にも、芸術科3年の小川睦月さんが教育長さんを表敬しました。これは、ふじの国芸術祭(一般による県をあげての芸術祭)で、大賞をいただいたためです。応募304点の中で、高校生が大賞をとることは珍しく、教育長さんもとてもうれしそうでした。
 本校芸術科は、12月21日からマリナートで美術展を、1月27日にはAOIで卒業演奏会を行います。両科の生徒の卒業を目前とした作品を、ぜひご鑑賞くださると幸いです。
15:44
2016/10/11

実学チャレンジフェスタに参加

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 10月8日(土)、草薙にて実学チャレンジフェスタが開催されました。本校からは、芸術科美術専攻の生徒の作品と彫刻を出品するとともに、音楽専攻の生徒たちが作品の前やステージで普段の練習の成果を発表し、芸術科の実力を大いに発揮してくれました。また、今回のフェスタのポスターも、本校生徒による製作でした。
 生徒たちの持てる力のすばらしさに、改めて心打たれました。 

14:57
2016/09/05

壁画のプレゼン実施

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 本校の芸術科美術専攻の生徒たちが、静岡県埋蔵文化財センターから移転新設するセンターの休憩室に設置する壁画の製作を依頼されました。この度、3年生19人がそれぞれ考案した壁画の原案を持ち寄り、製作のコンセプトを中心にプレゼンを行いました。
 埋蔵文化財センターからは、所長さん、副所長さんをはじめ5人の所員の方がお見えになり、真剣に生徒の原案を見、プレゼンを聞いていかれました。
 今後、審査・検討を経て壁一面の壁画が出来上がり、10月7日の開所式に披露されます。

14:59
2016/09/01

二学期のはじめに

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 この夏はオリンピックがあり、たくさんの選手が活躍していました。オリンピックを見ていて、ぜひ皆さんに伝えたいと思ったことが3つあります。

 まず、世界で超一流のアスリートでさえ、一発勝負の本番に失敗をしてしまうということです。優勝候補が一回戦で敗退したり、演技で大きなミスをしたりする場面がありました。どんなに体と心に気をつけて調整しても完璧とはならない。生身の人間のコントロールの難しいところだと思います。二学期からいろいろな部活で新人戦もあります。模擬試験もあります。2年生は、中学も高校も海外研修があります。勝負ではありませんが、海外に出かけるに当たっての体調管理も大切な学習です。また、年が明ければ受験生にはセンター試験があります。芸術科の人には実技があります。しっかり体と心の準備をしてほしいと思っています。

 二つ目は、仲間の大切さです。男子陸上の400mリレーで日本は銀メダルを取りましたが、4人の中に誰もファイナリストがいない。9秒台で走る選手もいないのに世界第二位となりました。それはいい仲間がいるからではないでしょうか。皆さんも、クラスの仲間や部活の仲間、勉強の仲間を大切にしてほしいと改めて思います

 三つ目は、最後まであきらめないことです。つらく、苦しいこともたくさんあるかもしれません。ですが、自分でやろうと決めたことには精一杯の努力をし、最後まであきらめない。結果は、必ずしも満足のいく、いい結果がでるとは限りませんが、あきらめずに努力することで得るものはあるはずです。努力できたという自信や、次につながるヒントなど、何かしら必ず得ることができます。ですから、あきらめない姿勢を貫いてほしいと思います。

自分にとって今一番の目標は何か、その目標に向けて何をしなければならないのか、そのことを改めて考えて二学期をスタートしてほしいと思います。そして、すばらしい二学期になることを願っています。


09:14
2016/08/01

終業式にて

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 7月22日(金)の一学期終業式に、私から生徒の皆さんに二つのことをお伝えしました。

一つ目は、“社会に目を向けること”です。先日、国立情報学研究所社会共有知研究センター長の新井紀子先生にご講演をいただきましたので、AIに関して中高生に関係のある最新のニュースを紹介し、「大きく変わる社会」に関心を持つことを伝えました。ちなみにそのニュースとは、九州大学のキャンパスで無人のバスを走らせる実証事件を開始するというものと、富士通が、事故や故障で列車に遅延が生じた場合の各駅への到着予想を学習型AIで行う実験を開始するというものでした。また、本校で高校3年生の何人かが参議院選挙の投票に行きました。ほかの皆さんも、他人のことではなく、すぐに投票をする時がやってくるので、改めて社会に目を向けるようお話しをしました。

二つ目は、夏休みの過ごし方です。夏休みには、補講や勉強合宿を始めとして学校内外にたくさんの勉強の機会が用意されていますので、どれに対しても積極的に取り組むことをお伝えしました。英語のことわざに、You can lead a horse to the water, but you cannot make it drink.というのがあります。整った環境でも、自分にその気がないと何の意味もありませんから、積極的な夏季休業を送ってほしいとメッセージを送りました。

長いようで短い夏休み。元気で、充実して過ごし、笑顔で二学期を迎えてほしいと願っています。


08:41
2016/07/19

「ロボットは東大に入れるか」講演

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
  715日、新井紀子先生にお越しいただき、講演をしていただきました。AIの進歩によって、社会がどのように変わるか。それを知る必要が、私たちにはある。今までの技術の進歩がもたらした変化をしのぐ社会変化が起こったとき、人はどう対応したらよいのか、それを知るためにAIの研究を続けられているとおっしゃってました。少し難しかったという感想の生徒もいましたが、皆熱心に聞いて、質問もたくさん出ていました。


16:26
2016/07/11

「83ちゃんと見」

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
 5月中旬に、教員がお互いの授業を「ちょっと見る」ことで本校の生徒にあった授業実践のヒントを見つける取り組みをしました。これを手始めに、今回6月下旬には「ちゃんと見」週間を実施しました。授業のねらいと生徒の変容を意識した指導案(ポイントを絞った楽案)も作り、50の授業公開を行って「83ちゃんと見」がありました。 多くの先生方が、お互いの授業を見ることで自分の授業をより良くするためのヒントを得たことと思います。研修は継続的に行いますので、二学期には、再び「ちょっと見」、「ちゃんと見」週間を実施します。
 

14:44
2016/06/24

ICT を活用した授業実践

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
  「ICTを活用した学びの推進プロジェクト指定校」の本校では、アクティブラーニングの手法のひとつであるジグソー法による学習を、ICTを駆使して行いました。この授業を参観するため、効果検証調査に教育政策課から来校されました。生徒は、プレゼンテーションと評価・コメントをタブレットで投稿し、それを投射して共有したり(英語)、実験映像を見せながら自分たちの実験の説明をしたりしていました。

英語プレゼンの様子                   理科の実験説明の様子
13:39
2016/06/17

Project A

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長

中等部、生徒会の企画で始まりました。名づけて “Project A”。これは、授業終了後に各教科担任からもらう授業評価の“A”の数を中等部全クラスが競い合うことで、授業に意欲的に取り組む意識を高めたり、クラスの団結や学級への所属感を高めたりすることを目的としています。

  自分たちで考えた、よいクラスを作ろうとする企画。すばらしい取り組みです。


10:12
2016/06/11

南陵祭ステージ部門(高校文化部)

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長

 英語部の舞台発表は、曲に合わせたパフォーマンスで、少人数ながら皆堂々と演技をしていて、自信のほどが感じられました。見ていてうらやましくなったくらいです。

 音楽部の発表は、さすがに芸術科音楽専攻の生徒たちです。もう一人前のプロではないかと思うくらいに、堂々としていてすばらしい歌声であり演奏でした。これからも専攻する分野の腕を磨いて進路実現につなげてほしいです。

 最後の管弦楽部は、定期演奏会と違ってソフトなタッチが全校生徒に受ける、楽しいものでした。「聴かせる」演出から、「楽しませる」演奏までこなせる管弦楽部の幅の広さに感心しました。


08:35
2016/06/11

南陵祭ステージ部門(中等部)

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
   「表現」の授業の一環として行われた中等部のステージ発表。まず、1年生の合唱に感動。とてもきれいにA whole New World を歌い上げていました。続いて2年生のショークワイヤー。クラスごとの工夫が見られ、見ていて楽しいステージでした。最後は、3年生のミュージカル、美女と野獣。振り付けから衣装、台本、監督まで基本は自分たちで考えて作り上げた、すばらしいミュージカルでした。皆、生き生きと楽しそうに歌い、踊り、演技をしていて、うれしくなりました。改めて、生徒たちの持っている創造力や表現力のすばらしさに感動しました。また、中等部生を見守る高校生の姿は、後輩たちを励まし見守るものに他ならず、その鑑賞の姿勢やまなざしにやさしさを感じ、中高一貫教育の根幹を見た気がしました。
08:30
2016/06/01

花壇ができました

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長


 





 校舎と校舎の間、中庭に花壇を作ってベンチを置き、憩いの場にしたい。そんな思いを汲んでくれ、高校テニス部男子1年生と女子の有志により花壇が完成。そこに高校1年生が花を植えてかわいい花壇がクラス分できあがりました。

 この後は、ベンチが設置されてお昼休みにランチをする生徒の姿が見えたり、放課後には花に水をやったり、ベンチで語らう生徒の姿が見えたらうれしいです。

 


10:12
2016/05/24

「94ちょっと見」

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長

本校は、県教育委員会から“学力向上アドバンススクール”の指定を受け、生徒の学力向上に向けてさまざまな取り組みを行っています。

 その取り組みの一つとして、5月中旬に「ちょっと見」週間を実施しました。これは、教師がお互いの授業を「ちょっと見る」ことで、その後の「じっくり授業を見る」前の垣根を取り払おうとするものです。どの学校でもお互いの授業を見て、良質な授業実践の共有による授業力アップに取り組んでいますが、気楽に他の教員の授業を見る試みは、成果を生んだようです。

 ちょっと見ただけでも、その先生の授業スタイルがわかる。とか、ちょっと見ただけでも参考になる手法を見つけた。などというコメントが先生方から聞かれました。そして、一人が一つの授業を見ると「ちょっと見カウント1」を計上しました。その合計が94。期待していた数値を大きく上回り、先生方の意欲が見て取れる結果となりました。

 6月から始まる「ちゃんと見」週間が、楽しみです。


11:50
2016/05/02

感動。南陵フィル定期演奏会

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長

5月1日に、本校の南陵フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を聴きにいきました。管弦楽ですし、バイオリンの数も40余丁、チェロやビオラもよく響いて、やわらかくやさしい中にも格調高い音色となっていました。曲目は、管弦楽にふさわしいものばかりで、久々にゆっくりと音楽を楽しむことができた、私にとって至福の時でした。

 驚いたのは、第2部でチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を取り上げたことです。中高生が、しかも4割弱が中学生であるのに、約1時間にも渡るこの難しい交響曲を見事に演奏しきっていました。彼らの能力の高さと、演奏に対する情熱を感じました。 

 さらに、よく見かける定演のように、MCが出てきて踊り、歌い、最後は引退する3年生のセレモニー…という演出は一切なく、純粋に演奏を聴いていただく姿勢を貫いていたことでした。そして、その演奏をマリナートの大ホールを満席にするほどの人が聞きに来ているという事実。何年も高校の定期演奏会を聞いてきましたが、これほど感動したのは、初めてです。彼らの音楽に対する深い思いと敬意があるからこそ、演奏で人を感動させることができるのでしょう。実に格調高く、すばらしい演奏会でした。

 南陵フィルの皆さん、応援に来てくれたOBOGの皆さん、そして生徒たちを支えてくれている保護者の皆さま方、本当にありがとうございました。これからも、皆さんの活躍を楽しみにしています。


14:25
12