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静岡県立清水南高等学校

     
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学校長ごあいさつ


  みなさん、こんにちは。
  本校は、世界文化遺産に登録された三保の松原のある三保半島の付け根に位置しており、生徒たちは、東に富士を仰ぎみる風光明媚な環境で伸び伸びと学校生活を送っています。
  また、「富士の如く端正に、橘の如く香りが高く」の校訓の下、「高い知性と豊かな感性・表現力を備え、国際化社会に貢献できる人物の育成」を教育目標に掲げ、日々の教育活動に取り組んでいます。
  本校の大きな特色は、普通科と芸術科を併せ持つ、公立中高一貫校であるということです。校内のいたるところで芸術科美術専攻の生徒の作品や、音楽専攻の生徒の演奏や歌声を見たり聴いたりすることができます。加えて、中高一貫校の特長を活かし、6年間を見据えた、生徒の進路目標を実現するための学力向上に取り組んでいます。
  今後とも、皆様のご支援をいただきながら積極的にさまざまな活動に取り組み、本校の教育活動をさらに充実させる所存でおります。どうぞご支援をお願いいたします。

 

校長 小野田秀生



 
校長室より
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2024/03/19

3学期終業式

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令和6年3月19

令和5年度3学期終業式 校長訓示 

テーマ「ライバル(好敵手)を見つけよう」

 

みなさん、こんにちは。いよいよ3学期の終業式を迎えました。今日の午前中は中等部の卒業式でした。卒業式に臨む中等部3年生の顔をあらためて見ると、立派に成長したなと感じました。また、3月1日には高校の卒業式が行われました。自信と達成感に満ち溢れた高校3年生の姿からは、これまでの学校生活がとても充実していた様子が伺えました。

 

さて、先日私は劇場版「ハイキュー!!~ゴミ捨て場の決戦~」を観てきました。昔、バレー部だったので、「ハイキュー!!」は大好きな漫画です。

今回の映画は、「春高バレー」で対戦することになった、烏野(からすの)高校対音駒(ねこま)高校の試合の様子が、音駒高校のセッター孤爪研磨(こづめけんま)の視点で描かれています。

 

烏野高校と音駒高校は、幾度となく、練習試合をしたり、合宿をしたりしていて、選手同士も顔なじみです。その対戦はカラスと猫だけに「ゴミ捨て場の戦い」と呼ばれています。ただし、公式戦で対戦したことは一度もありません。宮城県にある烏野高校と東京都にある音駒高校が公式戦で対戦するには、お互い地区予選を勝ち抜き、全国大会に出場する必要があるからです。そして今回、互いに都道府県予選を勝ち抜いて、全国大会で初対戦することになりました。

 

「ハイキュー!!」の主人公の日向翔陽は烏野高校バレー部の1年生。チームメイトには天才セッターの影山飛雄がいます。日向も影山もバレーボールが大好きで、勝つことにこだわり、とても熱いのに対して、音駒高校のセッターの研磨は勝ち負けにこだわりがなく、バレーボールよりもゲームを愛する、あまり熱を持たない性格です。そんな研磨が日向たちとの出会いや烏野高校との試合を通じて、熱を帯びてくるところがこの映画の中で描かれています。

 

さて、私はこの映画を観て感じたことは、ライバルの存在の大切さです。ライバルを辞書で引くと、「競争相手」とか「敵対者」という意味が載っていますが、「好敵手」という日本語もあります。「好敵手」とは、ただの敵ではなくて、力が同じぐらいのよい相手という意味のようです。

 

私はライバルとは、「自分を高めてくれる相手」なのかなと思います。烏野高校と音駒高校、日向と影山、日向と研磨、いずれも互いの力を高め合う存在だと思いますし、「ハイキュー!!」では、様々なライバル関係が描かれています。

 

皆さんにはライバル(好敵手)はいますか。いなければ、ぜひ、自分を高めてくれるライバルを作りましょう。新年度、皆さんがライバルと切磋琢磨しながら、大きく成長することを期待して、私の3学期終業式の話を終わります。


15:13
2024/03/19

令和5年度中等部卒業式

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令和5年度 清水南高等学校中等部 卒業式 式辞

 

明るい早春の日差しに、木々の梢にも新芽のふくらみを感じる季節となりました。本日ここに、令和5年度、静岡県立清水南高等学校中等部の卒業証書授与式を挙行するにあたり、御来賓の皆様方の御臨席を賜り、教職員一同心より感謝申し上げます。

 

ただ今、卒業証書を手にした109名の卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。

 皆さんは3年前に清水南高校中等部に入学しました。入学式での皆さんの緊張した面持ちをいまでも鮮明に覚えています。瀧野乃花(たきののか)さんの新入生代表の宣誓は素晴らしかったですね。小学校を卒業したばかりなのに、こんなに立派な宣誓ができるのだと感心しました。そして、これが清水南高校中等部の生徒たちなのだと感動したことを覚えています。

 

それから三年間、皆さんは端正な富士と雄大な駿河湾を望む、風光明媚な三保の地で、個性豊かな仲間たちや熱心に指導してくださる先生方と共に、日々の授業や部活動、南陵祭や体育祭などの学校行事に精一杯取り組んできました。中学生の三年間はこんなにも劇的に成長するのかと驚くほど、皆さんは学年が上がるにつれて、しなやかに、たくましく成長してきました。皆さんの努力や保護者の皆様の御協力があってこそですが、皆さんの成長の陰には、職員室で遅くまで19期生をどう育てるかを話し合っていた、学年部の先生方の姿がありました。

 

 皆さんの成長の証の一つが、「表現発表会」です。自分たちで考えた台本や演出、舞台装置、衣装、メイク、振り付けなど、三年生全員の力を結集して、「ハイスクール・ミュージカル」を披露しました。それぞれの個性を尊重して創り上げたミュージカルは完成度が高く、多くの観客を魅了しました。皆さんは「表現」の授業を通じて、他者理解と自己理解を深めてきました。そして、お互いの個性を尊重し、合意形成しながら一つの作品を創り上げていく達成感を知りました。目標に向かって、仲間と手を取り合って物事を成し遂げることの素晴らしさを高校生になっても忘れないでほしいと思います。

 

 さて、19期生の学年目標は「世界の将来に関われる一人となる」でしたね。「世界の将来に関わる」とは、例えば、「新たな価値観を創造し、社会の発展に貢献すること」などだと思います。人類が未知のウイルスに遭遇した時、新たな薬を生み出すようなことです。同じような考えを持った人たちばかりでは、新たなものを生み出すことなどできません。多様な価値観をもった人たちが集まり、互いを尊重しながら、一つの目標に向かって協力するチームによって、新しい何かを創造できるのだと思います。だから、自分と違う物の見方や考え方をする人たちを排除するのではなく、手を取り合って、世界の将来に関わってほしいと思います。君たちは中等部の三年間でそのことを学んできたはずです。

 

これからの高校生活は、これまで構築した仲間たちとの信頼関係に基づき、個性豊かな同級生たちとより深く語り合い、他者を受け入れ、自分と向き合い、自己のアイデンティティを創り上げていく時期になります。自分は誰の役に立ちたいのか、どう世界の将来に関わるのか、高校生活において、じっくり考えてほしいと思います。

 

最後になりましたが、御列席の保護者の皆様、改めまして、本日は誠におめでとうございます。大切に育ててこられたお子様が、健やかに成長を遂げ、ここに中等部の卒業式を迎えることとなりました。心からお喜び申し上げますとともに、今日に至るまで、本校に寄せられました数々の御協力に対しまして、改めて感謝申し上げます。今後も引き続き、本校の発展のために御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

結びに、卒業生の皆さんが、新たな気持ちで4月からの高校生活をスタートさせ、一層輝かしく、毎日を過ごしていくことを心から祈念し、式辞といたします。

 

令和六年三月十九日

静岡県立清水南高等学校中等部 校長 小野田秀生


15:11
2024/03/04

令和5年度高校卒業式式辞

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令和5年度 清水南高等学校 卒業式 式辞

一雨(ひとあめ)ごとに冬の寒さも緩み、春の訪れを感じる今日この頃となりました。本日ここに、令和5年度、静岡県立清水南高等学校、第五十九回卒業証書授与式を挙行するにあたり、御来賓の皆様方の御臨席を賜り、教職員一同心より感謝申し上げます。

ただ今、卒業証書を手にした百十五名の卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。

 皆さんは清水南高校入学以降、端正な富士と雄大な駿河湾を望む、風光明媚な三保の地で、日々の授業や部活動、南陵祭や体育祭などの学校行事に精一杯取り組み、三年間の教育課程を無事修了されました。皆さんのたゆまぬ努力と研鑽を心から讃えます。

思い返せば、皆さんの高校生活は、新型コロナウイルス感染症により、これまでとは大きく変化しました。感染防止対策のため、友達と十分なコミュニケーションが取れない日々もありました。それでも皆さんは、孤独に打ち勝ち、仲間との絆を強く結んで、学校生活を過ごしてきました。コロナ禍で過ごした高校生活は、大切な人の存在を確かめ、多くの方々に支えられていることを実感し、人と人との絆の大切さを感じる時間だったのかもしれません。

さて、皆さんがこれから生きていく時代は「予測困難な時代」だと言われています。グローバル化は多様性をもたらし、急速な情報化や技術革新は日常生活を大きく変化させています。加えて、少子高齢化の進行、地球温暖化に伴う気候変動、台風や地震といった災害、新型コロナウイルス感染症の流行など、我々の想像を超える出来事が起きているからです。

一方で、私は「予測困難な時代」という言葉に違和感も覚えます。そもそも、我々人類は予測可能な時代を生きてきたことなどあったのでしょうか。そこで、私がいつも思い浮かべるのは、中国の有名な故事「塞翁が馬」の話です。
 「塞翁が馬」は、今から約二千年前の中国の前漢時代の哲学書『淮南子(えなんじ)』に記されている話です。話の筋はおおよそこんな感じです。国境の塞(とりで)の近くに老人が住んでいました。ある時、老人の馬が逃げて、国境を越えて異民族の領地に入ってしまいます。近所の人々はみな気の毒がって、老人を慰めます。すると、数か月たって、その馬が異民族の領地から良馬を従えて帰ってきました。今度は、人々はみなお祝いを述べました。その後、老人の家は良馬(りょうば)をたくさん持つようになりました。ところが、ある日、乗馬をしていた老人の息子が落馬して、足の骨を折ってしまいます。人々はみな、気の毒がって慰めました。それから一年経って、異民族が大挙して塞(とりで)に侵入してきました。若者たちは弓を引いて戦い、塞(とりで)付近の人々は、十人中九人までが戦死してしまいますが、老人の息子だけは、片足が不自由なため兵役を逃れ、父子ともに無事であったという話です。

この話の主題は、人生においては、災難が好運となり、好運が災難となる、その変化の妙というものは、人間の知恵では見極めることができないし、その道理の深さは人間の知恵では測り知れない。だから、目の前の禍福に左右され、安易に悲しんだり喜んだりするものではないというものです。私は困難な状況に直面した時、この「塞翁が馬」の話を思い出します。そして、「災い転じて福となる」とポジティブに捉えるようにしています。

いま、「予測困難な時代」と言うけれども、二千年以上前から人類は、予測困難な時代を生き抜いてきました。先人たちがしぶとく強く生き抜いてくれたからこそ、いま我々が存在していると言えます。長い人生を生きていれば、良いことも起こるし、悪いことも起こる。大切なことは、どんな時でも希望を失わずに、前向きに生きていくことだと私は思います。卒業生の皆さんには、予測できない未来に怯えることなく、むしろ、社会の変化に主体的に向き合って、しなやかに生き抜いてほしいと思います。困っている時は助けてくれる人が現れるものです。何とかなるさと開き直って、何より命を大切に、これからの人生を歩んでほしいと願います。皆さんはコロナ禍の高校生活を乗り越えた世代です。皆さんなら、きっと大丈夫です。

最後になりましたが、御列席の保護者の皆様、改めまして、本日は誠におめでとうございます。大切に育ててこられたお子様が、健やかに成長を遂げ、ここに高校の卒業式を迎えることとなりました。心からお喜び申し上げますとともに、今日に至るまで、本校に寄せられました数々の御協力に対しまして、改めて感謝申し上げます。今後も引き続き、本校の発展のために御支援を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、卒業生の皆さんの未来が、一層輝かしく、幸多からんことを心から祈念し、式辞といたします。

 

令和六年三月一日

静岡県立清水南高等学校 校長 小野田秀生


13:19
2024/01/16

3学期始業式

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3学期始業式 校長訓示 テーマ「志を立てる」

 

~2年1組教室からzoomにより全校配信(PPスライド使用)

 

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今回は、2年1組(芸術科)の教室にお邪魔しています。

 

新年早々、能登半島地震や羽田空港での飛行機事故など、辛いニュースが続いています。生徒の皆さんの中には、石川県や富山県に親戚がいる人もいるでしょう。私も新潟県の一番富山よりにある上越市に2年間住んでいたことがあり、石川県には知り合いが多く心配しています。ニュースなどを見て辛い気持ちになったら、遠慮せずに先生や友たちなど一番相談しやすい身近な人に話をしましょう。

 

さて、新年を迎えて、今年の目標を立てた人もいることと思います。今日は目標を立てることと深い関係がある「志を立てる」(立志)という話をします。ここからはPP(パワーポイント)のスライドを見ながら聞いてください。

 

江戸末期の儒学者に佐藤一斎(1772年~1859)という人がいます。美濃国岩村藩(岐阜県恵那市)の家臣でしたが、学者としても高名で、後に江戸にある「昌平坂学問所」という幕府直轄の学問所に招かれ教官をしていました。その一斎が書いた『言志四録』の中にこんな言葉があります。

 

緊しく此の志を立てて以て之を求めば、薪を運び水を運ぶと雖も、亦是れ学の在る所なり。況や書を読み理を窮むるをや。志の立たざれば、終日読書に従事するとも、亦唯だ是れ閑事のみ。故に学を為すは志を立つるより尚なるは莫し。

 

平易な言葉で言い換えれば、「立派な人になろうとの強い志を立てて、それを達成しようとするなら、薪を運び、水を運んでも学びに通じる。ましてや、書物を読み、事の道理を知ろうと、それに集中するなら、目的を達成しないほうがおかしい。だが、志が立っていなければ、終日読書しても無駄に終わることになる。だから、立派な人になるには、なによりも志を立てることが大切である。」ということです。

 

「志を立てる」とは何か。「目標を立てる」ことと、どう違うのか。私なりに解釈すれば、「志を立てる」とは自分はどう生きていくか、自分はどう在りたいか、覚悟を決めること・決意することだと思います。芸術科の皆さんは、高校入学時に志を立てて、芸術科に進んだ生徒が多いかもしれません。でも、全校生徒の皆さんの中には、「志を立てる」こと、つまり、自分はどう生きていくのかを決めかねている人も多いでしょう。

 

私は先日、キャリア教育を御専門としている、静岡大学の宇賀田先生のお話を聞く機会がありました。その時、宇賀田先生は「自分はどう生きていくかを考えることは、自分は誰の役に立ちたいのかを考えること」だとおっしゃっていました。私はその言葉がすごく腑に落ちました。

 

例えば、小さな頃に入院したことがあって、看護師さんにお世話になった経験から、将来は自分も看護師になって、病気の子供たちの役に立ちたいというのは、立派な「志」だと思います。そのために、看護学校や四大の看護学部に進学したい、だから、毎日2時間勉強しようというのは、目標でしょうか。とすると、「志」は目標の土台になるものかもしれません。

 

先ほどの佐藤一斎の言葉に戻れば、学習する上では、目標を立てること以上に、「志を立てる」ことがとても重要です。そのためには、「自分はどう生きていくか」を考えなければなりません。簡単にことではないですが、まずは、「自分は誰の役に立ちたいのか」を考えてみるといいのかなと思います。

 

高校2年生は、1月24日に10人の社会人の方々をお呼びして、「キャリア講話」を実施します。ぜひ、講師の方々の話を聞きながら、「自分は誰の役に立ちたいのか」を考えてほしいと思います。また、清水南高校・同中等部では進路課や学年部を中心にキャリア教育に取り組んでいますので、他の学年の皆さんも同じような企画が随時実施されることでしょう。

 

今年は辰年です。生徒の皆さんが、龍のように飛躍する一年であることを願っています。

 

これで私の話を終わります。
08:49
2024/01/16

2学期終業式

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2学期終業式 校長訓示 テーマ「読書のすすめ」

 

3C教室からzoomにより全校配信~

 

生  徒  起立・気を付け・お願いします・着席

校  長  今日で2学期も終わりです。2学期は色々な学校行事があ

りましたね。清水大さんは、何が思い出に残っていますか。

清水さん  2学期の思い出は体育祭です。体育祭の長縄では、結果とし

ては負けてしまったけれど、みんなで一つのことに全力で取

り組めたことが思い出になっています。

校  長  橋本莉心さんは、何が思い出に残っていますか。

橋本さん  私の2学期の思い出は、初めての海外研修旅行です。私自身

も初めての海外で、不安も多かったですが、楽しく台湾に行く

ことができた、研修旅行が思い出です。家に帰って食べた母の

料理が特別美味しく感じました。

校  長  さて、明日から冬休みです。冬休みの過ごし方の一つとして、

私は読書をおすすめします。

河原崎朱さんは、読書をする意義は何だと思いますか。

河原崎さん  私が思う読書の意義は2つあります。1つ目は、語彙や知

識を増やすことです。私は1年生から先生にすすめられて、新

書を読み始めました。すると、作文がスラスラと書けるように

なったのを覚えています。また、国語の点数も伸びました。

2つ目は、想像力です。例えば、自分では解決できない問題

に直面した時、物語の主人公ならどう対応していただろう

と考えることで、想像力と新たな考え方を得ることができ

ると思います。この2つが私の思う読書の意義です。

校  長  石川花道さんは、読書をする意義は何だと思いますか。

石川さん  読書は、教養と娯楽の両方を兼ね備えていることだと思い

ます。知識の宝庫である本を読むことは自分自身の教養を上

げることであり、自分だけの時間を作るという面ではリラッ

クスできる娯楽でもあり、とても価値のあることだと思いま

す。

校  長  読書は「考える力」「感じる力」「表す力」を育てると言われ

ています。清水南高校の教育目標は、「高い知性」と「豊かな

感性・表現力」を身に付け、「国際社会に貢献するグローバル

な人材」になることです。読書はぴったりですね。

先ほど、14HRの片井さんと24HRの清水さんがビブリオ

バトルのチャンプ本を紹介してくれました。私もお薦めを1

冊紹介します。

曽野綾子さんの『太郎物語』です。これは「高校編」と「大

学編」が あります。新潮文庫の初版が1978年ですが今で

も書店で購入できるロングセラーです。私は高校時代に読み

ました。

私は読書の中でも小説を読むことが好きです。人生は一度

きりですが、小説を読むことで、自分とは違う人生を経験する

ことができます。そして、その経験は、いま自分が生きている

人生に影響を与えてくれます。つまり、小説を読むことで人生

が豊かになると私は感じています。

漆畑さん(担任)  校長先生、質問です。校長先生はスーパーサイヤ人になれる

んですよね。かめはめ波も出せますか。」

校  長  もちろんです。いきますよ。か~め~は~め~は~

※一同倒れる

校  長  これで、私の話を終わります。

生  徒  起立・気を付け・ありがとうございました



08:14
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